Libec RS-250D / SONY VCT-SP2BP を組み合わせたレビュー : BLOG
Libec RS-250D / SONY VCT-SP2BP を組み合わせたレビュー
趣味で『SONY HXR-NX5R』を購入してから、3か月程が経過しました。
近々、三脚を使用した撮影を考えているため、『Libec RS-250D』と『SONY VCT-SP2BP』を一緒に購入しました。
この二つを組み合わせて使うことで、三脚からハンドヘルドのカメラを取り外しても、すぐに安定した手持ちの撮影に移行できます。
目次
Libec RS-250D
仕様
RS-250Dは、RS-250シリーズの中でもグランドスプレッター(SP-2B)が付属している三脚です。
付属のパーツは下の組み立てた写真で使用されているものが全てで、三脚のパーツのほかには持ち運び用のケース(RC-30)が付属しています。
持ち運び用のケースは、屋内用の敷物としても使用できて大変便利。
カウンターバランス範囲:1.8~5kg (重心高100mm)
最大搭載重量 :6kg
カウンターバランス切替:無段階
トルク切替 :2段階
ティルト角度 :+90° / -70°
重量 :6kg
高さ :55~165cm
ボール径 :75mm
三脚段数 :3段
カメラを三脚に直接取り付ける
付属のスライダーを、カメラの底面にあるネジ穴へ取りつけます。
スライダーは前後どちらでも三脚に取り付けられるので、多様なカメラに対応できます。
いいですね。かっこいい。
HXR-NX5Rの重量が、ガンマイク込でも3kg未満のためか、思っていたほどカウンターバランスを掛けずとも静止しました。
パンするときの粘りは、二段階しかありませんが、個人的にはどちらの粘りも程良い感じでした。
SONY VCT-SP2BP
仕様
ショルダー運用と三脚運用の2スタイルを実現させた小型カムコーダーサポート。
専用ポーチとVCT-14/VCT-U14対応のアダプター(金具)などが付属していて、ショルダーと三脚の運用の切り替えが容易にできます。
Libec RS-250D と SONY VCT-SP2BP を組み合わせる
HXR-NX5R(カメラ)をRS-250D(三脚)に取り付けるだけなら、上述した通りの方法で取り付け可能です。
しかし、ハンドヘルドのカメラで安定した撮影するために、いつでもVCT-SP2BP(小型カムコーダーサポート)も使えるようにしたい。
そこで考えるのは、RS-250DとVCT-SP2BPの併用――
つまり、RS-250DにVCT-SP2BPを取り付けたままのHXR-NX5Rを載せたい!
そんなことって、できるの?
できます!!
フネは必要?
上述した通り、VCT-SP2BPにはVCT-14/VCT-U14対応アダプター(金具)が付属しています。
それを使うことで、三脚に取り付けることができるのですが、注意すべき点があります。
その注意点とは、その付属の金具を用いる場合、VCT-14/VCT-U14が必要になるという点です。
VCT-14/VCT-U14とは、SONYの業務用ビデオカメラの三脚アタッチメント(通称フネ)で、ワンタッチ着脱機構というものを採用されています。
このフネは、三脚のスライダーとカメラとの間に挟んで使うのですが、三脚のスライダーをカメラの底面に直接取り付けた場合とフネに取り付けた場合とでは、撮影現場での効率が違ってきます。
例えば、一時的に三脚からカメラを外すが再び同じ位置で取り付ける場合、スライダーとカメラが直接繋がっていると再び取り付ける際にまた重心とバランスを合わせることになります。
フネを使えば、スライダーはフネとともに三脚に取り付けられたままのため、再び取り付ける際に重心とバランスを取り直す必要がありません。
では、VCT-SP2BPを三脚に取り付けるには、フネが絶対に必要かというと、そのようなことはないです。
VCT-SP2BPの底面には、カメラ同様にネジ穴があるいるので、VCT-SP2BPに三脚のスライダーを取り付けることができます。
フネがなくとも、VCT-SP2BPは三脚に直接取り付けることができるのです!
フネを使用した場合
フネが無くても、VCT-SP2BPに三脚のスライダーを取り付ければ、VCT-SP2BPと三脚の併用は可能です。
しかし、フネがある方が着脱時のメリットもありますし、私はフネを使用する方向でいきたいと思います。
SONY純正のフネではない分、安いです。かわりに made in china 。とりあえず使えるといった感じです。
見た目に関しては、スライダーが雲台からさほど露出していないためか、違和感なく取り付けられていますね。
ここに、VCT-SP2BPを取り付けたHXR-NX5Rを載せてみましょう。
見慣れてくると違和感はないかも……?
雲台からカメラへの高さを考えると、フネとサポーターの厚みはなかなかですね。
搭載重量は、カメラ(マイク込)&フネ&サポーターで約4.5kgほどだと思います。
カメラ単体で載せた時よりも、カウンターバランスをだいぶ掛ける必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も購入する際に、組み合わせることができるのか悩んだので、今回の記事にまとめてみました。
ぜひ活用してみてくださいね!
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